世界は矛盾に満ちている。だからこそ愛おしい。 デジタルかアナログか、人造かナチュラルか、大胆かシンプルか…。 それぞれがユニークな輝きを持っていて、ひとつになんて決められない。 ノスタルジックな服に合わせた近未来的なサングラスからピンクのつけまつ毛が印象的なアースカラーのルックにいたるまで、 最新のランウェイも相反する要素を多種多様に用いて、インクルーシブかつ未来を見据えたモードを生み出している。 矛盾することを恐れず、愛するものに忠実に。 それこそが答えだから。
ピュアであどけなさの残る女性像に対し、滲み出るようなポップなカラーで歪な魅力を。
前髪は眉上に切り、肌が透けるくらいスリークにして束感を出す。フェイスラインが出るように前上がりのショートボブにカット。カラーは中間色のパープルに、補色であるイエローを左サイドの毛先中心に入れる。 オイルでウェットな質感にし、前髪とサイドはジュレでまとめる。
80年代のスタイルがシンプルで大胆に進化。現代的なポイントカラーで美の矛盾を表す。
襟足は残したままサイドを刈り上げたマレットヘア。ワイドで短く直線的なラインに前髪を揃える。前髪のデザインを強調するように放射線状にブリーチ後、オレンジのカラーを。 スタイリングはグリースを全体につけて、コームで面を見せるように伸ばし、洗練されたイメージに。
アクセサリー感覚のルーツカラーで華やかに。強さと繊細さで揺れる中性的なミディアム。
動きが出るようにたっぷりレイヤーを入れてカット。根もとをオレンジ、残りは補色のブルーに染め、コントラストカラーをスタイリッシュに。 ストレートアイロンでリバースにカールをつくり、顔まわりにニュアンスを。スプレーで固めて手でほぐしながらオイルでツヤを出す。
ナチュラルなボブに人工的な色彩がリンク。心地いい違和感があるソリッドなスタイルへ。
顔周りにデザインがあるワイドバングにした前下がりのウルフレイヤー。 前髪は軽く見えて頭の丸みがわかるように、毛量を調節しつつ放射線状にハイライトを施す。ドライ後にオイルを少量つけ、自然なテクスチャーに。 ラスタースプレーで毛先にツヤを出しながら毛先に動きを。
カラーリングのコントラストを中和する柔らかさ、組み合わせの妙と違和感が光る姫カット。
胸上のレングスのサイドをボブに、前髪は長めに揃える。根元から顎ラインはホワイトベージュ、中間2cm をレッド、その先はダークトーンに。乾かす前にオイルを馴染ませ、ストレートアイロンで上部は内ハネ、下部は外ハネに巻きS 字につなぐ。クリームで丸み、スプレーで浮遊感を演出。
カラーとカットの極端な陰影で作る立体感。いまのムードが漂うツーセクションカットに。
襟足の長さを残して前下がりのグラデーションにカット。ブリーチしたブロンドベースの既染部に、ローライトとしてダークグレーをスライシングで入れる。全体的にオイルをつけてコーミングでスリークさを出しながら、タイトにする部分はグリースを付けてスタイリングする。
マッシュバングにふわりとしたボブを掛け合わせ、存在感と儚さが共存するバイカラー。
ワイドバングがポイントのマッシュボブにカット。インナーは刈り上げて毛量を調節した。ハチ上とハチ下にメリハリを出すため、ブリーチ後にクリアなブルーを入れる。仕上げはオイルでツヤと色の鮮やかさを出す。ラスタースプレーでさらっとした質感と毛先に軽さを加える。
シンプルながら抜けがあるカラーリングと、前髪が際立つレイヤーで微細な動きを表現。
肩上のボブレイヤーをベースにワイドバングに切る。カラーはコーラルピンクと、トーンが同等のブラウンベージュを入れ前髪の表面にコントラストを。仕上げはクリームで根元の広がりを抑え、首に沿わせタイトに。ストレートアイロンで毛束感、前髪は内巻きにし動きを出す。
パワフルで幸福に満ちたルックがランウェイを圧巻
遊び心と品のある多様なスタイルに注目
ジュエリーのようなメイクアップ
ひねりを加えたエレガントなスタイル