2025年春夏コレクションのランウェイを飾ったメイクアップは、色鮮やかに個性をデザインするというよりも、ミニマルにひとりひとりのキャラクターを表現するという発想が主流。といっても決して地味で控えめなのではない。 ポイントに強さを持たせて、ソフトパワーにあふれたファッションと均衡を保つ。と同時に生まれる抜け感が、フレッシュな生命力を漂わせるカギになる。