2024年秋冬シーズン、現代を生き抜くのに必要なのは「イノベーション」と「人間らしさ」。
気づきと目的意識を強く抱きながら楽しさと創造性のための余白を残しつつ今ここにある現実を大切に生きていく。
自身と取り巻く世の中を受け入れることで、感覚は呼び覚まされる。
見るもの、触れるもの、想像するもの、シェアするものすべてが明瞭かつ意図をもって、日常に新たな意味をもたらしてくれる。
エッジを効かせたクールボブに宿る
現代を生き抜くしなやかな力強さ
A耳元までつなげた前髪の直線的ライン、内側と後ろを刈り上げたシャープなカット。
カラーはグレーとラベンダーを基調に、根元にはダークグレー、フロントライン、左右には厚みを変えてブラックを入れ、シックなメリハリを。
カットとカラーの絶妙なバランスで見せるダークミステリアスなスタイル。
作り込みすぎない寝癖風スタイルに
テラコッタの生命力を仕込んで
本来のくせ毛を生かし、寝癖風の無造作でナチュラルなショートスタイル。根元全体に入れたテラコッタカラーが、生き生きとした躍動感を感じさせる。
もみあげ部分に入れた鮮やかなオレンジがフレームのアクセントになり、スパイシーなモード感をプラス。
絵画的に重ねたカラーで手に入れる
ボブヘアの新たな魅力
シンプルなボブスタイルに個性を持たせるなら、カラーの入れ方にひねりを加えてフレッシュな印象に。青、水色、黄、黄緑の4つのカラーブロックをパズルのように配置し、ボブヘア特有の面の美しさを効果的に活用。髪が揺れることでそれぞれの色が重なり表情を変える美しいニュアンスは、ボブだからこそなせる技。
温かみのある中間色を組み合わせて
秋冬に映えるミディアムレイヤー
クリーミーピーチにアプリコット、そしてサンドベージュで作り出す穏やかなデザインカラー。中間色の柔らかな印象のままで終わらないのは、フェイスラインのディスコネクションでシャープなラインを出しているから。長めに揃えた前髪から覗く眼差しに意志の強さが滲む。ピーチとベージュの静かなコントラストが作る立体感のあるデザイン。
ナチュラルカラーとさりげないローライトで
こなれ感のあるメンズボブに
前髪にうっすらレイヤーを入れたボブスタイル。“メンズボブ”という、それだけで洒落感のあるスタイルには、明るめのクリームベージュをベースにシンプル&ナチュラルにカラーデザイン。髪を巻いた時にチラッと覗く程度に入れたアクアとグレーのローライトが、クールな立体感を演出。
鮮やかなカラーをアウトラインで引き立てて
フェミニンなウェーブスタイル
マジックアワーを思わせる、燃えるようなグラデーションカラー。根元にベージュ、毛先に向かって混ざり合うようにオレンジを入れて、髪にエモーショナルな表情をプラス。しっかりと輪郭を作ったスタイリングが滲むように広がるカラーデザインを際立たせ、フェミニニティを最大限に引き出すロングウェーブ。